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海外でネットを快適に使うには?高額なモバイルWi-Fiを借りるよりも…

暮らし

 働きながら海外55か国を旅してきた私ですが、最近海外旅行に行って強く感じるのが、ネット環境の変化です。

 先日ラオスに行ったのですが、東南アジア最貧国と言われている国にもかかわらず、カフェやレストランでWi-Fiが使えない場所はありませんでした。

 渡航歴100か国越えの友人たちも、アフリカだろうが南米だろうが、よほどの僻地に行かなければネットが全く使えないということはほとんどなくなってきたと話しています。

 国内線ではJALに続きANAも今年の4月からWi-Fiを開放し、飛行機でもネットが使えるようになるほど目覚ましい進化を遂げているネット環境。

 今回はより快適に旅先でネットを使う方法をご紹介します

海外でネットを使う4つの方法

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海外でネットに繋ぐ方法4つを比較(提供/筆者)

 海外でスマホやタブレットなど携帯端末を使う方法は全部で4つ。

1.現地のフリーWi-Fi
2.モバイルWi-Fi(レンタル)
3.携帯会社の定額プラン(docomo・au・Softbankなど)
4.現地SIMカード

 それぞれメリットとデメリットがありますが、私はもっぱら「4 現地SIMカード」を利用しています。

 半年以内に行ったニュージーランドでは1か月2GB(ギガバイト)のインターネットと300分間の無料通話がついて約2300円と格安。

 ラオスは1週間、3GB(ギガバイト)で約500円とさらに安く、もう他の方法に戻れません。

 操作方法が4つの中では一番難しいので、高齢者や機械に弱い人には向きませんが、若い方であれば十分対応できるのではないでしょうか。

 空港で購入すればその場でスタッフがセットしてくれるので、さらにに安心! ぜひ一度、検討してみてくださいね。

現地SIMカードを使うのに必要なもの

Summer

 現地SIMカードを使うのに必要なものは以下のとおり。

SIMフリーのスマートフォン携帯(以下、スマホ)
現地SIMカード

 SIMフリーのスマホを入手するには、「SIMフリーのスマホを購入する」か「SIMロックを解除する」かの2択です。

 私はそもそも日本で「mineo」(格安SIM)を使っていてSIMフリーなので、海外でも問題なく現地のSIMカードが使えるわけです。

 お手持ちのスマホにSIMロックがかかっている場合は解除する必要があります。ショップの店頭での手続きや、各キャリアのウェブサイト内のマイページ(ユーザー専用のページ)の利用で解除できることが多いです。詳しくは各キャリアのサイトで確認してみてください。

 SIMカードは現地の空港や、通信会社で購入することもできますし、Amazonなどで事前に通販で用意することも可能です。両方試した結果、現地の空港で買うのが一番簡単で安心という結論に達しました。

 空港でSIMカードを買うのはたいてい外国人なので、スタッフも慣れていて言葉が通じなくても勝手にセットしてくれます。特にiPhoneは世界共通なので10分もたたずに設定が完了し、とても快適に旅行することができました。

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