年収1億円稼ぐ“フリーランスの王”が語る「お金の流れの下流にいる人は永遠に稼げない」
「なかなか給料があがらない」といった悩みを抱えている社会人や、「お金を稼ぎたいけど何をすれば良いのかわからない」という就活生は多いのではないのだろうか。
今回、有名・大手企業や外資系の内部事情や、かなりツッコんだ話を公開する「年収チャンネル」を運営しながら、自身も年収1億円超えという起業家の株本祐己さん(28)に、年収が高い人に共通することや、そうなるためのポイントを聞いた。
インタビューするのは、株式会社ビーボに2018年4月入社し、企業内YouTuberとして就活やキャリアに関する情報を日々発信している「市川と内藤」(市川航と内藤光希)。
「年収チャンネル」に水着女子が出演しているワケ
市川と内藤:おはようございます! いつも年収チャンネル拝見しています。
改めてチャンネルの概要とチャンネルを始めたきっかけを教えていただいてもよろしいでしょうか?
株本:はい、正直なところ年収チャンネルを始めたのは、新規事業である就職支援のマーケティングのためでした。
YouTubeというチャネルを通して大学生と接触することが目的ですね。
で、大学生が最も知りたいのって各職業の年収事情だと思うんですよ。「年収」のことって、みんなが知りたいけど、ダイレクトに聞きにくくて、誰も教えてくれない。だから、「年収チャンネル」ではいろいろな社会人をお呼びして、年収やキャリアの築き方について話を聞いています。
市川と内藤:株本さんの動画って、いつも真ん中に水着の女性がいますよね。
株本:そうですね。サムネに水着の女の子いたらクリック率あがるだろうな、くらいの軽い考えでやってます。
そもそもおっさん2人で話している番組を見たいと思わないですよね。だったら、水着美女を出したほうがいいという短絡的な考えで、キャスティングしています(笑)。
大手コンサルで「雑魚キャラ」だった時代
市川と内藤:よく、インタビューで「年収は1億円」と語っていますが、どうやって稼いでいますか?
株本:具体的には、StockSun株式会社という、Webコンサルタントのフリーランスマネジメント会社を経営しておりまして、クライアントのWeb課題を解決することでフィーをいただいております。社員が0人で、オフィスもないため固定費がほとんどかかっておりません。今はだいたい月商4000万円ほどで、残るのが月に700万~1000万円ほどです。
ちなみによく勘違いされますが、「年収チャンネル」は株式会社年収チャンネルという別法人で経営していて、そこからは役員報酬は取っていないので収入には入れていません。
市川と内藤:起業する前は、大手コンサルティングファーム「ベイカレント・コンサルティング」にいたんですよね。
株本:たしかにベイカレントにはいましたが、「株本って誰?」 って言われるレベルの雑魚キャラだったので、社名を名乗るだけで恐れ多いですね(笑)。僕は仕事ができなさすぎて、よく喫煙所で1人で泣いていましたよ。
仕事に向き不向きはあると思いますが、少なくとも僕は資料作りは苦手でしたね。