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代行業者に丸投げでもOK?ノウハウも資格も必要なしの民泊副業のコツ

コラム

 2019年4月から「働き方改革関連法」が段階的に施行された。副業解禁が叫ばれている昨今、どの副業がラクかつ、始めやすいかは気になるところ。

民泊

※写真はイメージです

 定番の転売や話題の副業は、果たしてどれほどの労力なのか? ライターが体当たり取材で、大調査した!

ノウハウも資格も必要なし、外部に丸投げで高収入!?

 昨年、4兆5000億円を突破した訪日外国人消費。この絶好機に民泊を副業化できれば、月に5万円どころか数十万円の副収入も夢ではない!? 実際に民泊を副業にするIT系広告会社、株式会社LIBERTY代表の皆川賢太氏は、その手軽さをこう話す。

「民泊は代行業者に丸投げできるので、専門的なノウハウや資格は必要なし。悪徳業者に騙されたり、条件の悪い物件さえ引かなければ不労所得化できますね」

 そう笑顔で語る皆川氏。昨年12月に新大久保で始めた家賃7万5000円の1K物件は、初期費用50万円をわずか3か月で回収した。

民泊

皆川氏が運営する新大久保の部屋。「運営が始まってしまえば丸投げできるのは嬉しいです。最初の物件と業者選びにかかっています」

「利益は諸経費を除いて約20万円。客もサイト経由でのやりとりなので、運営自体に労力はないですね」

 ただ、最初の物件探し、業者探しには苦労があるという。

「不動産業者から上がってくる物件を精査し、運営コンサルと相談して内装や宿泊者の外国語別案内表を作る過程などは、慣れないと面倒です。ほかにも、たいていの物件は2年おきに賃貸契約更新の判断もあります。事務作業が苦手な人には厳しいかもしれません」

 初期費用も安くない。自分の判断力が鍵なので、損失リスクのある副業だ。やる人は心してかかれ。

【5万円まで約4か月必要】
投資4か月目から……月20万円(初期費用回収済み)
労力は最初の良質な物件探しとコンサル探しが最大。運営は業者がやるので楽だが、契約更新などでは判断が必要。適性がないと無理

[オススメ度] ★★★☆☆(試す価値あり)

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