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優秀すぎる上司に聞いた「仕事力を上げるための3つの秘訣」

学び
成功の鍵を持つビジネスマン

※画像はイメージです(以下、同じ)

 こんにちは、Shinです。

 ぼくは外資系コンサルティングファームで働いているのですが、ときどき信じられないぐらい優秀な上司に出会うことがあります。

 同時並行でメチャクチャ多くのプロジェクトをこなしていき、どこかでトラブルが発生しても落ち着いて対応し、新たなビジネスチャンスを見つけたら素晴らしい提案書を作って仕事を取ってくる。そんな人がいました。

 その方に近いところで一緒に働くチャンスがありましたが、近くで働くとそのすごさにより圧倒されました。「いったいどうしたらここまで大量の難しい仕事をこなせるようになるんだ? 彼は若いころどのような働き方・学び方をしていたんだ?」と心底不思議でした。

 自分も、もう少しキャリアを重ねたら彼のように大活躍できるようになりたい。そう思い、無邪気に彼に「なぜあなたはこんなに仕事ができるのですか? どのようにして今の力をつけたんですか? よろしければ教えていただけるとうれしいです」と聞いてみました。

 そのときに彼が言っていたことを、みなさんにも共有します。

1.若手のうちにタスク管理のスキルをつける

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 まず彼が重要視していたのは「タスク管理」でした。

 特に若手のときは、他の人から信頼されることが最初のステップです。「こいつは時間通りにしっかりとした成果をあげることができる」と上司やお客様に思っていただかないことには、新たなチャンスをつかむことはできません。

 彼はこう言っていました。

「特に若手時代に心がけていたことは、人から言われた仕事を時間内に確実に終わらせること。その日にやらなければいけないタスクは、一日の初めにリスト化を実施して、15分刻みでスケジュール化していました。そして、その仕事を最速でやるために、常にタイマーを仕掛けて仕事をしていました。これをやる前までは『次は何をやればいいんだっけ?』と悩むことがありましたが、それからはほぼゼロになりました」

 若手のうちにこのタスク管理のスキルをつけることは大事です。いつまでたっても明確なタスク管理の方法がないと、すぐにわたわたして仕事に抜けや漏れが出てしまう人になってしまいます。

 このタスク管理については、彼から学んだことをベースに言語化した本『シンプルTODOリスト仕事術』を出しています。タスク管理のみならず「仕事に悩む人」すべてに向けた本で、実際にぼくが使っているツールも無料でダウンロードできるので、読んでみてもらえるとうれしいです。

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