服装にダメ出ししてくる女性の心理とは?実は意外な思いがあった
立命館大学中退を経てホスト業界入りを果たし、初月から5年連続No.1をキープするなど、かつて伝説のホストとして名を馳せた井上敬一さん(43歳)。
『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)では、ホストクラブ経営者として奔走する姿が第8弾まで放送された井上さん。現在は実業家として個人のブランディングやアパレルのプロデュース、コミュニケーションにまつわる講演活動を行っています。
ホストといえば、女性との色恋に事欠かない、華やかな夜の世界を連想しがちです。しかし、井上氏は「フラれてなんぼの仕事」と語ります。
百戦錬磨の経験で培われたその井上式恋愛メソッドで、20代男子の恋愛相談に答えてもらいました。
Q.服装のことを突っ込んでくる女性の心理って何?
■24歳・男性・ショップ店員■
「服装自由な職場なので、毎日コーディネートは考えるようにしています。そこそこお金もかけてます。でも、よく上司や同僚の女性からダメ出しとは言わないまでも、『こういうのが似合うんじゃないか』とか、自分の好みと異なった服装を勧められたりするんです。
あまりにもイケてない僕を不憫に思っているからなのでしょうか? みんなの真意を知りたいです」
A.「あなたをもっと好きになりたい」気持ちの表れかも?
井上敬一(以下、井上):これはもう好意があるか、彼らにメリットがあるかのどっちかでしょうね。
でも女性から「こうしたほうがいい」と伝えてくるということは、少なからず磨こうとする心理が働いていると思うんです。もっと好きになろうとしているような。
職場ということも考えると、「こうした方がお客さんや取引先からの見られ方もいい」というアドバイスの場合もありますよね。好意や恋愛感情とまではいかなくても、やっぱり嫌いな人にそういうことは勧めないと思います。
あとはホンマにダサいって思ってるかでしょうね(笑)。もう自分の視界には入って欲しくない、ダサすぎて。風景としてもウザい。だから変えてくれっていうのも考えられます。
お洒落に関しては自分を一切捨てる意識も大切です。僕も服装はちゃんと意識しないといけないと思ってよく雑誌とか読んでいました。ただ当時の僕はいわゆるダサいやつなので、ダサいやつがなんぼ読んでもオシャレ否定したくなるだけなんでね(笑)。「これの何がいいの、全然わからない」というふうになる。
じゃあ、どうすればいいかというと、店員に勧められたのをそのまま着る。あるいはマネキンの上から下まで全部揃えて買う。周囲の評価で「あ、これでいいんだ」ってなるまでは、一切自分を捨ててください。