24歳・年収360万円で「アルファロメオ」を衝動買いした男が思うこと
気づいたら契約書にハンコを押していた
“地味な”節約を半年以上続けた結果、50万円ほどの貯金ができたという小野さん。
「車を買うなら、中古車で価格は150万円くらいで頭金50万円、100万円をローンにして購入しようと考えてました。ちょうど頭金に充てられるくらいの現金ができたのと、月の出費でローン費用を賄えるくらいの余裕ができてきたので車屋さんに向かいました」
いよいよお金の準備ができたところで、車の下見に向かった小野さんですが、下見では終わらず……。
「まずは、何店舗か回って相見積もり(※)をとってからじっくり検討するつもりだったのですが、気がついたら1軒目で契約書にハンコを押してましたね(笑)。
早く買いたくてウズウズしていたのもあるし、何より直接アルファロメオ(Alfa Romeo MiTo)を見たら買う衝動を抑えられなかったんだと思います」
貯金をすべて叩いて車を衝動買いしてしまったという小野さん。購入金額も当初の予定通り150万ほどで、ローンも無事に通りましたが、その後が大変だったと言います。
※相見積もり…複数の業者に同じ条件で見積もりを提出してもらい、価格や諸条件を比較すること
駐車場を準備するのを忘れてた
見切り発車でアルファロメオ(Alfa Romeo MiTo)を購入し、あとは納車を待つのみとなった小野さん。
「無事、夢のアルファロメオを購入できて、ほっと一息ついていたのですが、今度は駐車場を用意していないことに気がつきました。
あまりにも衝動的に購入まで進んでしまったのですっかり忘れていました。そこからは、すぐに家の近くの駐車場を探しまくりました」
なるべく安くて家から近いところを探した小野さんでしたが……。
「駐車場代も希望通りでかつ屋根付きの駐車場があったのですが、納車前には空きが出ないと言われてしまって。仕方なく確保できた駐車場は駅近だけど屋根なしの青空駐車場でした。
無事に契約が済んで、警察に車庫証明書を取りに行ったのが納車1週間前でした。
納車までの間に駐車場以外にも保険やら書類の準備やら何も事前知識まないまま購入してしまったので、本当に大変でした……」