セクハラ女医に狙われた28歳コンサルタント。意外な伏兵まで…
耐えられなくなった彼の行動は?
これは危ないと、斎藤さんはスマホを開いて「仕事の連絡が入ったので、失礼します」と自分の会計だけを済ませてさっさとバーを出たのです。
「その後も女医Aが『仕事で滞在のホテルからイベント会場に出向くから迎えに来てちょうだい』『別荘でパーティーをやるから、別荘まで車を運転して』など、呼びつけるんです。
これも仕事のうちと渋々応じているうちに、車中で手を握られたり、誰もいないところで抱きついたり、しまいには車から降りた途端に、キスをされるなどのセクハラに遭って、僕はとうとう耐えられなくなって、上司に訴えたんです」
しかし上司からは「後任が決まるまで待ってくれ」と頼まれてしまい、斎藤さんは期限付きで承諾します。
まさかの伏兵がいた
「ところが、女医Aが、僕に『社内恋愛しているそうね』と言うので、びっくりしました。実は本当に社内に恋人Bがいたのですが、それを上司が女医Aにばらしたそうです」
プライバシー侵害と怒った斎藤さんが上司に「後任を待てません。一刻も早く担当を変えてください」と頼もうとすると、同僚から「上司がお前の恋人に手を出している」と密告が。
「上司は僕の恋人Bに、『僕が女医Aと浮気している』と、でたらめを言ってまんまとだましていたそうです。仕事が忙しくて最近あまり連絡しなかったせいでしょう、Bは上司に略奪されてしまったんです。しかも担当替えされても、彼女を奪った上司と今後も一緒に仕事をすることになる。暗い気分に襲われました」