bizSPA!

ユニクロ「ヒートテック」の弱点は? 秋の最適な防寒着の選び方

学び

冬の強い味方「ヒートテック」でも、どれを選べば?

ヒートテックVネックT

ヒートテックVネックT(9分袖)¥990 +消費税  ※画像はユニクロ公式サイトより

 ここまで紹介したブロックテックシリーズは外側からの風雨を防いで防寒するのに対し、内側から暖まって防寒するアプローチとしてはユニクロの「ヒートテック」シリーズがおすすめです。

 ここ数年で、「インナーの重ね着といえばヒートテック」とイメージできるくらい随分と浸透しています。配合されているレーヨン素材のしなやかさとポリウレタン素材の伸縮性からくる着心地と発熱・保温が特徴。

 インナーとして着用する際に懸念される、シャツの首元やシャツの袖からインナーが見える・出るといった問題も「Vネック」や「9分袖」で展開されているため安心です。

ヒートテック

シャツのインナーとして使用する際も9分袖なため、袖口から出なくて安心です

ヒートテック最大のデメリットとは!?

 とはいえ、ヒートテックにもデメリットはあります。最大の弱点は、化繊による雑菌の繁殖です。程よい発熱・保温であれば問題ないのですが、汗をかきやすい方は特に要注意です。

 ムレてしまっては、雑菌が繁殖して臭いの元となってしまいます。対策としては、綿100%の半そでVネックTシャツの上に着用するのはいかがでしょうか? 綿が汗を吸収してくれるため、直接地肌に着用するよりは安心です。暑くなった際は脱げますしね。

 今回は、防寒に対して外からと内側からのアプローチをお伝えしました。両方取り入れればかなりの防寒となるはずです。朝晩の気温差があるこの季節の防寒対策の参考としてください。

<TEXT/山崎剛>

株式会社エレガントカジュアル所属チーフスタイリスト。’83年 福岡県出身。コンプレックスだらけだった過去だったが、服を通じ外見を磨いて変われた経験から「誰もが輝けることを伝えていきたい」との想いのもと、服のコンサルタントである同社代表に師事。現在、セミナーや買い物同行を通じ、ビジネスマンを輝かせるために活躍中

12

おすすめ記事