BTS、「原爆Tシャツ」にネットの声は?/藤田ニコルのプロ根性に脱帽<U-25芸能ニュース>
今回のU-25芸能ニュースをワールドワイドにお届け。
“ビートルズの再来”とも言われる音楽グループの騒動から、人気YouTuberの“サプライズ移籍”、また女性タレントたちの仕事への情熱をお伝えします。
1)BTSが“原爆Tシャツ”でMステに出演中止。ネットでは賛否が分かれる
韓国の人気男性グループBTS(防弾少年団)が、過去のライブで日本への原爆投下を礼賛するようなTシャツを着ていたという問題。
この問題は収束どころか大炎上し、ついには『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が出演を直前でキャンセルするという事態にまで発展しました。
問題の“原爆Tシャツ”を着用したのはリードボーカル&リードダンサーのパク・ジミンさん(23)でしたが、さらに、RMことキム・ナムジュンさん(24)が過去にナチス親衛隊(SS)の紀章がデザインされた帽子をかぶったことや、グループのライブでナチスをイメージしたような旗や衣装などが使用されたとして、ユダヤ系の団体から抗議も行われました。
今年、アメリカの音楽チャート「ビルボード200」において2作連続1位というアジア圏アーティストとしては初めての快挙を達成したBTS。
また、国連本部で行われた「すべての若者に質の高い教育、技能研修、雇用を与えるための新たなパートナーシップ『Generation Unlimited(無限の可能性を秘めた世代)』」発足イベントに出席しています。
世界中の若者から絶大な支持を得つつ、こういった国際的な活動もしていたBTSにとって、今回の騒動による影響ははかりしれません。
今回の騒動には日本の“ARMY”(BTSファンの通称)たちも戸惑いを隠せません。「深く考えずにやってしまったのかもしれないから、批判しすぎてもしょうがない」といった擁護意見の一方で、「歴史認識が甘すぎたんだよ。これはバッシングされてもしょうがない…」などの否定的な意見もあり、議論は二分しています。
BTSの所属事務所ビッグヒットエンターテイメントは13日、謝罪文を公表しました。対応が遅きに失した感はありますが、これで事態が収束に向かってほしいですね。
2)広瀬すずが“平成最後”の紅白司会に
平成最後の、か、、、
ふぅ、、ががががががんばります#紅白歌合戦— 広瀬すず (@Suzu_Mg) 2018年11月9日
「第69回NHK紅白歌合戦」の紅組司会に、女優の広瀬すずさん(20)が選ばれました。
“平成最後の紅白”で司会を務めることになった広瀬さんは、来年4月スタートの朝の連続テレビ小説『なつぞら』のヒロインでもあります。
次回作で100作目を迎える朝ドラ。“NHKの看板”ともいえる紅白と朝ドラの節目でメインを務める広瀬さんは、名実ともに日本を代表する女優だと言えるでしょう。
広瀬さんは「『朝ドラ、100作目だからね、頑張ってね』と言われたときと同じようなプレッシャーと責任を感じております。まだまだ実感が湧かない日々です」とコメントしています。
今年の広瀬さんは大根仁監督の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』や東野圭吾原作の『ラプラスの魔女』ではメインキャスト、また坂元裕二脚本のドラマ『anone』でも主演を務めるなど、安定した活躍を見せました。
しかしネットでは「若い女優に司会なんてできるわけないのに、なんで毎回のように選ぶんだろう」などの否定的なコメントも見られます。
たしかに広瀬さんはかつて撮影現場にいる照明や録音のスタッフを見ると、「どうして生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう?」「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう?」と発言し、炎上しました。しかしそれも17歳のあどけない頃のこと。
そんな広瀬さんも今ではハタチの大人の女性。女優としていくつもの大きな仕事を成し遂げています。堂々たる司会ぶりに今から期待が高まります。