「20代の中途採用」企業から求められる能力は、やる気or専門スキル?
20代既卒にどんなことを期待している?
2013年以前から採用している企業では「やる気」(27%)、「ポテンシャル」(22%)、「元気」(21%)、「適応力」(13%)の回答が多い結果に。
反面、2014年以降に採用を開始した企業では「ポテンシャル」(29%)が最多となり、次いで「やる気」(25%)、「元気」と「適応力」(16%)という結果になりました。
その他の回答には「ビジネスマナー」(2013年以前9%、2014年以降7%)、「PCスキル」と「業界の専門スキル」が同率(2013年以前3%、2014年以降2%)、「専門資格」(2013年以前2%、2014年以降2%)、語学力(共に0%)がありました。
20代既卒者は即戦力としてみられる。今後も20代既卒者の採用を続けるか?
約半数、49%の企業が20代の既卒者が即戦力になると回答し、全企業が今後も引き続き、20代の既卒者の採用を続けると回答しました。
以上の結果から、採用担当者としては資格や専門知識よりも「やる気」や「ポテンシャル」を求めていることがわかりました。
あわせて、約半数の企業が「人材不足」を理由に20代既卒者採用を行うようになったことから、同じく約半数の採用担当者から20代の既卒者は即戦力とみられていることも判明しています。
就職活動を行うときには、採用担当者からポテンシャルが高い人材であると思ってもらえるよう、特別な資格やスキルがなくても、その企業や仕事へのやる気を存分にアピールすると効果的かもしれません。
【調査概要】
調査名 :20代既卒者の採用に関するアンケート
調査方法:10テーマをウェブアンケート
調査期間:2月7日~2月14日
調査対象:大企業から中堅中小企業まで首都圏の407社の採用担当者
<TEXT/bizSPA!取材班>
12