「やりたいこと探し」「心の声を聴け」が99%の人にとって意味をなさない理由
「サボりたい」「ラクしたい」という心の声を殺せ
99%の凡人にとって、「やりたいことを見つけよう」「心の声を聴こう」というアドバイスに従ったところで、ただのダメ人間になってしまう。じゃあどうすればいいのでしょうか?
ぼくは上記のアドバイスとは真逆のことをおすすめしたいです。それは、
「サボりたい」「ラクしたい」という心の声を殺せ
やるべきことをただ淡々とやり続けろ
です。
凡人がそれなりに楽しく幸せに生活するには、「人や社会の役に立つことをする」ということが大前提です。ある程度役に立つことができれば、お金も頂けますし、感謝もされます。良好な人間関係を築くこともでき、「生きていてもいいんだ」という感覚も得られます。それがあれば、ある程度ハッピーな人生になるでしょう。
そのハッピーな人生を実現するためには、ぼくたちは現実を見る必要があります。心の声に従ってはダメなのです。自分自身のサボりぐせを殺し、目の前の「やるべきこと」をただやり続ける、その先に初めてまともな人生が立ち上がってきます。
やるべきことを淡々と続けてみる
ぼく自身、できればずっと引きこもってYouTubeを見たり、たまに卓球をやったり、三食美味しいものを食べて過ごせればそれに越したことはないですが、残念ながらそれで家族を養っていくことはできません。仕事はイヤなこともたくさんありますし、「今日は休みたいなぁ」と思う日も少なくはないですが、その心の声を殺しつつ、淡々とやるべき仕事を進めています。そうやって過ごしていると、イヤだった仕事も意外と気分良く進められますし、自分の存在意義をスッと認めることもできます。
みなさんも、意識の高いアドバイスはそっとそばに置き、やるべきことを淡々と続けてみてください。そうすると、意外と楽しい毎日になるかもしれません。
<TEXT/Zenyum Japan代表取締役社長 伊藤 祐>
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