【インチキ占い師を見極める方法】「断定」してくる人は要注意!プロの占い師に聞いた
占いに対して多くの人が勘違いしていること
さらに星エレグヤマさんは、「占いに対して多くの人が勘違いしていること」について語ってくれた。
「よくテレビやマスコミで芸能人などが『占いは信じない!』『誰でも当てはまるようなことを言ってるだけ』と断言される方がいますが、それは違います。占い師は人を騙すための技術を学んでいるわけではありません。
占い師は恋愛関係や人生の悩みを誰よりも聞いていて、しかも性格診断ができる人が多いので、診断した結果、こういう人はこういう人生になりやすい、こういう男性が好きになりやすい、すると男性はこういう態度になりやすいというのが頭の中で、統計で出てきます。それが占いです。私の場合は四柱推命を用いており、生年月日がわかれば診断できます。
私は主にオンラインチャットで文面だけで、お客様とやりとりしていますので、顔も声も知りません。
例えば相性占いの際、私の回答として『あなたの彼は社交的ですね』『あなたの彼は内向的ですね』や、『あなたの彼は大ざっぱですね』『あなたの彼は細かいところまで気づく性格ですね』という2択が用意されているとします。簡単に言えば、ずっとその2択を当て続けないとお客様は信じてくれません。
お客様が信じてくれないと、悩みなんて相談してくれません。最初に依頼者から「私たちの相性は」「彼の気持ちは?」たったそれだけの短文の時もあります。私の場合は、相性の場合はお客様と彼の相性を生年月日から分析し、「このような事案が考えられるな」と膨大なデータの中から、結論を推し量ります。
基本、占いを依頼してきてもお客様は疑っている方も多いので、自分から自分のことを話しませんから、まず私の考えを積極的に話します。「彼は社交的で男女問わず友達が多く、心配性のあなたはそれが心配でお越しになられたのですね」と。
丁寧に“占いで鑑定できること”を説明してくれた星エレグヤマさん。占いの本質を理解することが、“インチキな占い師”を見極めるための第一歩かもしれない。