もしかして心霊現象なの!?終始無言&無表情のヤバすぎ店員にイライラが爆発しなかった理由とは|ありえない店員
無言のままテーブルの前に立ち止まると…
すぐにテーブルには到着しましたが、「こちらのお席になります」などの言葉かけや座るようアテンドするような仕草はありません。それどころか無言のままテーブル前に立ち止まると、持っていた水の入ったグラスとおしぼりを置き、スーッといなくなってしまったのです。
「ありえないと思いましたが、M美はテーブルにあったメニュー表を開いて注文する商品を選んでいたので、私が気にしすぎなだけかもしれないと思いました。でも、注文しようとベルを押してロボット風スタッフが来てくれたときも、オーダー端末を片手にだんまり」
テーブルの横で立っているだけだったのです。そして、麻衣さんたちがオーダーしたメニューの復唱もしないままオーダー端末をパタンと閉じると、またスーッといなくなってしまいます。それでもM美さんは、とくに気にしていない様子でした。もしかして、この店員、心霊現象なの!?
「いままでM美が誘ってくれる店は、料理も接客のよい店ばかり。不愛想なスタッフに驚いたその店も、ほかのスタッフや店内の雰囲気などは、いい感じでした。ロボット風スタッフ1名だけが全体のイメージを悪くしているといった印象。本当に残念というか…」
けれど麻衣さんは、誘ってくれたM美さんに店の悪口を言うのもどうかと思い、日常会話を楽しみながら料理の到着を待ちました。ところが、料理をテーブルに提供するときにもメニュー名を告げることもなく、ただテーブルの中心に置いていくスタイル。