日本で一番最初のハンバーガーチェーン

「ドムドムハンバーガー」は、1970年（昭和45年）、東京・町田に1号店をオープン。これが日本で最初のハンバーガーチェーンである。

ちなみに、マクドナルドの日本初オープンは1971年、モスバーガーの初オープンは1972年なので、日本で一番古くからあるハンバーガーチェーンは「ドムドムハンバーガー」であるということは間違いない。

それなのに、今は27店舗なのである。
それはなぜなのか。

400店舗から27店舗へ

「よい品をどんどん安く」から「ドンドンバーガー」になる予定だったが、すでに商標が取られていたため「ドムドムバーガー」としてスタートしたハンバーガーショップ。

そんな「ドムドムバーガー」、最盛期は400店舗あったが、2023年5月現在では全国に27店舗となっている。

その理由は、90年代に親会社であるダイエーが、アメリカのハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」とフランチャイズ契約を結び、既存の「ドムドムハンバーガー」をウェンディーズに転換したこと、入居している店舗の閉店などにより、店舗を減らしたという。

今となっては店舗を見かけると「うれしい」と思ってしまうほどにレアな存在なのだが、店舗が少なくても、Instagramのフォロワーは1.5万人、Twitterのフォロワーは5.9万人もいる。

その人気の理由とは……。