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【Z世代は何を想う】マクアケ20年の新卒入社社員が話す「人と交わる働き方」

学び

【入社早々やっちゃいました】仕事での失敗は?

許認可や資格だけでなく、商品表記も見落としてはいけないポイント

許認可や資格だけでなく、商品表記も見落としてはいけないポイント

― 入社して早々やってしまった失敗談があったら教えてください。

堀籠さん:商品を販売する際は行政機関の許認可や資格が必要なのですが、確認不足により、公開直前に実行者が必要な許認可をお持ちでないことが判明したため、当初予定していたプロジェクトの公開日に間に合わなくなってしまったことがあります。

「必要な許認可が取れていないのでこのままでは販売できない」、と社内の審査部から指摘を受け、「明日が公開日なのに、どうしよう・・・。」と真っ青に。すぐに実行者さんにお詫びをしたものの、結局公開日には間に合いませんでした。

もっと早いうちから「何がこの件に必要なのか」と、それぞれに対してしっかりと調べておくべきだったと反省し、その後はより入念に調査と確認をするよう徹底。商品ごとに必要な手続きが大きく異なるのですが、1年ほどかけて、やっとすべてのジャンルを正しくご案内できるようになってきたと実感しています。

【入社早々やっちゃいました】うまくいった仕事は?

実行者さんから繰り返し相談されるのも、日々行っている丁寧なコニュニケーションの賜物

実行者さんから繰り返し相談されるのも、日々行っている丁寧なコニュニケーションの賜物

― 反対に、これはうまくいったな……! と感じる経験はありますか?

堀籠さん:私が担当したプロジェクトのなかで規模が一番大きいのは、株式会社ティーオー様による「Magic Stove」という薪ストーブのプロジェクトです。応援購入総額は約4,300万円でした。

こちらの実行者さんは何度もプロジェクトをご一緒しているリピーターの方なのですが、毎回とても意欲的に「もっと大きなプロジェクトにしたい。そのためには何をすればいいですか?」と聞いてきてくださって。こちらからの提案も取り入れてくださり、厚い信頼関係が築けていると感じています。実行者さんをサポートしていくなかで、私自身も成長できていると実感できることが素直にうれしいです。

【同期について】先輩でも後輩でもない、唯一の存在

オフィスは自席が決まっていないフリーアドレス。さまざまなタイプのデスクとチェアが用意されている

オフィスは自席が決まっていないフリーアドレス。さまざまなタイプのデスクとチェアが用意されている

― 同期はどんな存在ですか?

堀籠さん:大好きです! 大切な存在です。

2020年度の新卒入社は私ともう1人の男性の2人だけなのですが、ライバルという気持ちは一切なく、一緒に頑張りたいと思える仲間です。20代前半の私たちが、社長や役員といった立場や経験の離れた実行者さんとプロジェクトを進めるのは簡単なことではありませんが、そうした大変さを分かち合い、日々励まし合っています。

お互いのことを「いいじゃん!」と褒め合うこともありますよ。私の担当するプロジェクトが成功しているのを見つけた彼からメッセージが来て「これかごちゃん(注:堀籠さんの愛称)のプロジェクト? すごいやん!」みたいな(笑)。

チームが違うので一緒に過ごす機会はそれほど多くないのですが、軽いメッセージをラフに送り合うだけでもうれしいし、励みになりますね。

先輩方も私たち2年目を特別扱いすることなく接してくださるのですが、彼は先輩でも後輩でもない、唯一の存在だなと感じています。

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