周りが昇進しているのに自分だけ取り残されたときの話。
4年目にはなんと2周遅れの状況に
結果、3年目も昇進することができず、アナリスト4年目、「アナ4」に進化(退化?)。内定者時代から仲が良く、同じプロジェクトに入ったときは毎日一緒に帰りにラーメンを食べていた、同じく「アナ3」だった友人は、そのタイミングでコンサルタントに昇進していました。
「アナ3」は正直そこまで珍しい存在ではありません。ただ、「アナ4」はなかなかの希少種です。だいたいの人は、「アナ3」で「コンス1」に昇進するか、「アナ4」という2周遅れの状況に耐えきれなかったり、コンサルタントとして不適と判断するなりして、転職をしていくことが普通です(今はどうかわかりませんが)。もちろんぼくも絶望しました。
同期や後輩はどんどん成果を出していく
外から見たら、アナリストだろうがコンサルタントだろうが、「アクセンチュアの若手」という意味では大きな違いはないと思います。それに、年齢的な意味でもまだ25やそこら、そこで昇進していようがしていまいが、大勢に影響は出ません。
ただ、「コンサルティングファーム」という世界に自分の時間をほぼすべて投下していた自分には、それがすべてのように思えていました。仲が良い同期たち、後輩たちがどんどん成果を出して上に昇っていくのを見るのも、「おめでとう!!」と口では言うものの、抱えきれないグレーなモヤモヤを抱えてもいました。
ぼくは、周りから取り残されてしまった。自分の能力がないばかりに、いつまでたっても昇進できない。周りのみんなは、楽しそうに仕事をして昇進をしているのに。これからも自分の能力は上がらないし、認められることもないし、毎日辛いまま仕事を続けなくてはいけないんだ。そう思うようになりました。