周りが昇進しているのに自分だけ取り残されたときの話。
こんにちは、伊藤祐(@TasukuIto5)です。Zenyum Japan(ゼニュムジャパン)という透明マウスピース矯正サービス企業の代表取締役社長を務めております。
今回は、「周りが昇進しているのに自分だけ取り残されたときの話」というテーマについて。
アクセンチュアに新卒入社
ぼくは外資系コンサルティングファームのアクセンチュアに新卒入社し、その後コンサルティングファームで約9年経験を積んでからスタートアップの世界に入りました。2021年からはゼニュムジャパンの代表取締役社長として、日本に質の高いマウスピース矯正サービスを提供するためにチーム一丸となって働いています。
これだけ見ると、「順風満帆にキャリアを積み重ねていていいね~」と思われるかもしれません。ただ、実はそんなにうまくいっているわけではありません。むしろ、明らかに下から数えたほうが良いほどの実力しかありませんでした。
優秀なら2年、そこそこでも3年
これは決して謙遜ではありません。ぼくが入社した当時、いくつか例外はあったものの、昇進テーブルは非常にシンプルでした。アナリスト→コンサルタント→マネージャー→シニアマネージャー→パートナー、という順に昇進をしていき、給料も昇進に応じてグッと上がる、わかりやすい仕組み。
だいたい上から20%ぐらいの優秀な人であれば、アナリストがコンサルタントに昇進するために必要な期間は約2年、そこそこの人は約3年です。鼻息荒く入社したぼくは、「誰よりも努力し、パフォーマンスを上げ、最速で昇進していくんだ!」と思っていました。