ストレスで買い物依存症になった29歳OLの後悔「3冊の通帳はすべて残高ゼロ」
電気代の値上げや、食料品の価格高騰など日々のランニングコストに頭を悩ます人も多いはずですが、そのような中で自ら浪費の道に進んでしまった人も……。仕事のストレスで買い物が止められなくなってしまったというのが、関東圏で1人暮らしをしているOLの米田弥生さん(仮名・29歳)です。
ファッションに独自のこだわりが
「仕事はウェブメディアのコンテンツをプロデュースしています。服装は自由なので、打ち合わせなどがない時はデニムなどカジュアルなファッション中心です。ファストファッションはみんなと被るので、MHL.(エムエイチエル)やMaison Kitsune(メゾンキツネ)といったハイブランドの洋服を着ています」
ファッションだけではなく、眼鏡や靴など小物にもこだわりがある弥生さん。普通そうに見えて実は高級……といったブランドを好んで身に着けているそう。
「眼鏡もBJ CLASSICや999.9という眼鏡ブランドのフレーム。靴もドクターマーチンや革靴、アディダスとハイブランドとのコラボスニーカーなど買い揃えています。スニーカーも限定の言葉に弱くて、同じものを持っていてもまた買ってしまい……。普通の眼鏡やスニーカーに見えるかもしれないけれど、どれも5万~6万円以上はするんですよ」
クレカが限度額に達するまで浪費
こだわりの強いファッションに加えて、趣味のキャンプにも少なくない額をつぎ込んでいるのです。
「一生ものだと言われて、高級テントや寝袋なども揃えました。買ったのはいいですが、置き場所に困って、キャンプ用具を置くためのトランクルームも借りています。キャンプ用品を揃えても車を持っていないので、誰かと一緒じゃないとキャンプには出かけられないのですが……」
弥生さんは「ヴィトンやプラダのようなハイブランドは持っていない」と言いますが、クレジットカードは早々に限度額まで達しており、苦しい生活を強いられています。浪費を自制できない背景には、とある理由がありました。