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年収交渉はどうすべき?初めての転職活動で「やりがちなNG行動」5つ

学び

④理由なく年収交渉をする

 NG行動の4つ目が、理由のない年収交渉です。年収は転職する上で重要な要素と言えます。できることなら年収を上げたいと考える人がほとんどでしょう。しかしこの年収は、扱い方を間違うと転職活動を難航させてしまう要因のひとつとなります。

 例えば面接で「希望の年収はありますか?」と聞かれた時、あなたなら何と答えますか? そのまま素直に「◯◯万円です」と答えるでしょうか。それとも「御社の規定に従います」などと答えるでしょうか。

 この時、企業が見ているのは「この人にはいくら支払う価値があるか」という点です。仮に、年収350万円の営業職の人がいたとしましょう。

年収アップを重視したい人は…

年収

 この人が未経験領域のエンジニアに転職する場合、どうせなら年収を上げたいと考え希望年収を「400万円」と伝えれば、お見送りになる可能性が高いです。なぜなら、その人に400万円を支払う根拠がないからです。

 例えば自分で何かを開発していたり、独学でも学習を進めているなど、市場的に400万円の価値があると判断できれば別ですが、それが難しいなら年収交渉せず、「御社の規定に従います」と伝えたほうが良いでしょう

 年収アップを重視したい場合は「今までの経験が活かせる会社」に転職するべきです。先ほどの例だと、同業界の営業職への転職であれば年収アップが期待できます。現職でしっかりと結果を出していることが前提となりますが、未経験領域に挑戦するよりは年収は上がりやすいはずです。

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