愛車で帰省するも立ち往生…東北出身の女性が途方に暮れた“冬の一大事”
充実した日々を過ごすように
車を手に入れた豊岡さんは、週末にさまざまな場所に遊びに行くようになったそうです。
「鎌倉や箱根、日光など、今まで行ったことがなかった観光地に遊びに行きました。また、『FIAT 500』のオーナーは女性が多くて、インスタで検索すると、いろいろな写真がアップされているんです。同じ車を持つオーナー同士でDMしあってお茶したり、カーライフを満喫していました」
徐々に車中心の生活になっていったという豊岡さん。免許を取ってから5年ぶりの運転でしたが、技術も上がりドライブする楽しみを実感していたそうです。
サプライズが裏目に…
そこで、年末に実家へ帰省する際に、車で帰ってみようと決意したとか。
「親に『FIAT 500』を見せたいというのもあって、実家の宮城県に車で帰省したんです。高速を使えば6時間ほど。なかなかのロングドライブでしたが、いろいろなサービスエリアを楽しみながら帰りました。親には内緒のサプライズで帰り、車を買ったことも伝えていなかったのですごく驚いていました」
しかし、そのサプライズが裏目に出ることになってしまったそうです。
「帰省して数日たったある日、ニュースで雪が降るという予報を伝えていたんです。親から『まさか、ノーマルタイヤじゃないよね?』と聞かれて気づきました。東京では雪が降ることがなかなかないので、スタッドレスを買うということをすっかり忘れていました」