スマホに貴重な時間を奪われて愕然。仕事の「忙しい」をすぐやめるコツ
現代に存在する「時間泥棒」とは?
ミヒャエル・エンデの代表作「モモ」には、他人の時間を奪って生きる糧とする「時間泥棒」という生き物が出てきますが、現代はこの時間泥棒が至るところにいます。特にインパクトが大きい時間泥棒は、個人的には以下2者です。
●スマホ
●スジの良くない依頼者
1.スマホ時間を3分の1に削減するコツ
ぼくらは目をそむけたくなるぐらいの時間をこのガジェットに使っています。iPhoneであれば「設定」→「スクリーンタイム」でスマホいじりの時間が定量的に分かるので、ぜひ見てみてください。ぼくはこれに愕然(がくぜん)としました。こんなにスマホいじりに自分の貴重な時間を浪費しているのか……と本当にショックを受けたのです。
なんとかこのスマホ中毒から脱するために、休止時間やApp使用時間制限をガチガチに設定することにしました。こうすることで、使用時間が設定を超えたり、規定の時間が過ぎると、スマホの機能が停止します。また、ベッドでスマホをいじるのも長時間使用の原因になっていたので、寝室にはスマホを持ち込まないようにしました。
これらの工夫により、なんとかスマホ使用時間を3分の1以下に削減することに成功しました。強制的にスマホに触らないようにすることで、紙とペンでいろいろ考えたり、PCで長文を書いたり、家族との時間やスポーツを楽しんだり……ということができるようになり、QOLが爆上がりしました。
起業家&投資家のナヴァル・ラヴィカント氏が「例外は認めない―スマホなどの画面上で行なうすべての活動が幸福を損ない、画面を使わないすべての活動が幸福を促す」と述べていますが、これは至言ですね。