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ユニクロVSワークマン「あったか冬用インナー」を比較。ヒートテックの対抗馬になるか

暮らし

身体に吸い付くような着用感

ヒートテックコットン

「ヒートテックコットン」(990円)

 メリノウールは「滑らかな手触りの極薄ハイゲージニットを素肌に身に着けている」という新鮮な着用感でした。ヒートテックコットンに比べ、身体に吸い付くようなジャストフィットなフォルムです

 生地の厚みでいえば、ユニクロより薄く柔らかい印象ですが、暖かさについてはユニクロの7~8割といったところでしょうか(あくまで筆者の体感)。

ユニクロのほうがあたたかいけど…

 そういった意味では、2点を比較したとき、汎用性はユニクロに軍配が上がります。ただし、肌着の上に着用するインナーが薄いときに限っては、ワークマンがおすすめです

 例えば、スーツやジャケットに合わせるワイシャツや薄手のカットソーの場合、厚みある肌着では着膨れして見えるもの。しかし、薄手かつジャストフィットのワークマンは、着膨れを気にせず、あたたかさを保てるのです。ただしクルーネックのみになるため、ノーネクタイの場合にはが丸見えになりますのでご注意ください。

 どちらも天然繊維をアピールした商品ですが、合わせ方によって一長一短があるよう感じた次第です。用途によって使い分けるのが1番賢い……という結論でいかがでしょうか。

<TEXT/服のコンサルタント 森井良行>

株式会社エレガントカジュアル代表取締役。’79年 千葉県出身。のべ4600人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント。公式サイト「エレカジ」、著書『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』が発売中。YouTubeは「モテるファッションちゃんねる
Twitter:@elegant_casual

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