3）ミニストップ：小麦粉とパン粉の配合にこだわりが

「極旨チキン」（278円）

「台湾からあげ」や「クランキーチキン」「スパイシーなんこつ」など、ちょっと珍しいチキン商品を取りそろえるミニストップでは、11月4日に発売がスタートした「極旨チキン」（278円）を実食です。最大幅がおよそ10～11cmほどある極旨チキンは、ちょっとふっくらしたグラマラスなフォルム。

　これがやわらかい肉質を連想させて魅力的です。指先でつまんでひと噛みすると、ややしっとりとした衣の歯ざわり。小麦粉とパン粉の配合にこだわっているそうで、やさしい食感に仕上がっており、味付けもやや濃いめのようです。

おやつや弁当にもGood！

　肉の味付けはひかえめで、その分、鶏肉本来の旨みが際立っている印象があります。しっとり食感・濃い味の衣と混じり合うと、美味しさがじわじわとふくらんでいきます。肉と衣の一体感が絶妙ですね。鶏肉の美味しさがよく引き出されたフライドチキンです。　

　肉のプルンとした弾力と舌ざわりがたまりません。スパイシーな刺激はなく、やさしく上品な味わいと食感のチキンです。ちょっとつまんでかぶりつくには手ごろなサイズ感。これは子どものおやつやお弁当にもぴったりかもしれません。クリスマスパーティーでも、子ども向けに用意しておくと喜ばれることでしょう。

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　大手コンビニエンスストア3社の骨付きフライドチキンを食べ比べてみました。ローソンのボリューム感、ファミリーマートはお酒のおとも、そしてミニストップは子どもが喜ぶ味わいと、それぞれに特徴があるのがわかりました。

　手に持ってかぶりつくのが骨付きチキンの醍醐味ですが、骨に張り付いた衣のカリカリ感も捨てがたいですよね。肉の旨みがしみ込んだ衣はそれだけでひとつのメニューになりそうです。普段は骨なしチキンを食べているという人も、クリスマスには1個から手軽に購入できるコンビニの骨付きフライドチキンを味わってみてはいかがでしょう。

＜取材・文／からあげライター 松本壮平　編集／ヤナカリュウイチ（@ia_tqw）＞