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BLネタが人気の4コマ作家を直撃!「自分の作品が売れたら日本は終わり」

暮らし

売れても地元で活動を続ける理由

松本ゆうす

──それは言い過ぎでは(笑)。

松本:売れたいという思いはありますけどね。今、『Pickles!』っていう連載をしているんですけど、そういう漬物みたいな作品になればいいなと思ってるんですよ。お弁当の中で、メインは張れないけれど、必ずそこにあるっていう。無いと寂しい。そんな感じで、細く長く続けられたらいいなと思ってます。

──なるほど。ちなみに、今後も青森で活動をされるのですか?

松本:宝くじが当たれば、1か月ぐらい東京で暮らしてみるのもいいかなと思いますけどね(笑)。やっぱり、むかしから知っている友達などもいますから。見られたことない場所は内臓くらいなんじゃないかっていうぐらい、何でも相談できたり愚痴れたりする仲間がいるから漫画を描いていられるんだと思うんです。その貴重な時間を考えると、この場所で今のペースで描き続けようって考えてます。

<取材・文/橋本未来 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

【松本ゆうす】
Twitterでの4コマ連載からキャリアをスタートさせた漫画家。徹底したギャグ作品のほか、腐女子や男性同性愛者から共感を得る“あるあるネタ”が好評に。現在は、青森を拠点に創作活動を行い、『星デミ+』(リイドカフェ)や『Pickles!』(newTOKYO)を連載中。
Twitter:@youth_matsu

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