“中央アジアの北朝鮮”は謎ルールだらけ。出国前にスマホの画像を調べられ…
出国前にスマホの画像を調べられ…
トランジットビザの有効期限はわずか5日間と大変短かったため、2日滞在しただけでアシガバードからカスピ海に面したトルクメンバシという港町に移動。そこから船でアゼルバイジャンのバクーに向かったそうですが、出国の際には係員から持っているスマホの画面を見せるように指示されたといいます。
「当日撮った街の画像にはダメなものが写ってたらしく、職員の目の前で削除。前日までの画像はノートパソコンに移していたので難を逃れましたが、危うく旅の思い出が消えるところでした。このときの世界一周を含め、これまで50か国近い国や地域を訪れましたが、出国時に画像を細かく調べられたのはトルクメニスタンだけ。この国は秘密主義なんて言われてますが、最後の最後でそれを垣間見たような気がしました」
地獄の門はちょっと気になりますが、さすがに観光で行くにはハードルが高そう。世界にはまだまだいろんな国があるようです。
<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>