眞栄田郷敦22歳が語る、デビュー当時「父親が環境を作ってくれたけど反発も」
自分は友達に相談事はしない
――ザ・青春といったシーンも多いです。撮影現場でもそうした青春感はありましたか?
眞栄田:めちゃくちゃありました。本当に楽しかったんです。海のシーンとか。濡れたらいけないからって、念のためにってマイクを外してたんですけど、結局、男3人、海にドボーンとなって。ほんと、「青春してるなー」と思いました。走るのもすげー楽しくて。みんなで座って並んで夕陽を見ながらしゃべったりして、6人の関係性が撮影をしているなかでできていたので、心から楽しかったです。
――6人は抱えていたものを吐露していきます。眞栄田さん自身は怒りや悲しみを友達に相談しますか?
眞栄田:しないです。全く。相談してもしょうがないと思うし。自分で我慢すればいいことは我慢するし、仕事でうまくいかないとかそういうのは、もう自分でやるしかないから。相談とかはしないです。
橋本環奈との再共演。「成長した」と言える
――モチベーションが下がったときは?
眞栄田:「できねー、自分」というのもモチベーションになります。悔しいままなのは嫌なので、そこで辞めるという選択肢はないですね。特に仕事は。この仕事をやっていくと決めた以上、明日は来るし、現場は進んでいくから(気分が)落ちていてもしょうがないですよね。
――負けず嫌いですか?
眞栄田:ですね。ほかの人と比べてどうのというのもありますが、それよりも自分自身に対して、負けず嫌いというのが大きいです。たとえば、デビュー直後に環奈さんと共演して、そこから2年ぐらい経っての再共演になりましたが、あの時点から「自分は変わったのか、成長したのか」と聞かれたら、絶対に「成長してる」と言えます。それが言えないようなら、すごく落ち込むでしょうね。