東京15店舗で「ロレックスマラソン」！

　10月のとある平日、徒歩と電車を駆使し23区内の15店舗すべてをはしごすべく、マラソンを決行。しかし、どの店舗でも目当ての品を尋ねると、即「ありません」と断られる。入店30秒で瞬殺だ。

東京→銀座→六本木→渋谷→新宿→池袋の順にマラソンを決行するも成果なし。店内にはロレックスを求めるほかのランナーの姿も

　東京、渋谷、新宿、池袋……どのエリアにもない。新宿のとある店舗にいたっては、デイトナと口にした瞬間に「もう30年ほどございません」と一蹴されてしまう。結局、12時から始めて15店舗を回り終わったのは20時。疲労困憊の割には何の収穫もなかった。

ゆるい気持ちで続けるのが最善手

東京中を探してもロレックスはなし！

「人気モデルは同じ店舗に数年通い続けても見つかるかどうか。フラッと立ち寄った地方の正規店で偶然出合えたというケースはあるので、運に頼るしかないですね」（斉藤氏）

　通い続けて店員に顔を覚えられたら、ごく稀に取り置きしてもらえることもあるそう。毎朝の通勤時に立ち寄る程度の、ゆるい気持ちで続けるのが吉か？

◆相場高騰中のモデル多数!!
デイトナ116500LN番　定価170万円台→中古価格400万円台
＝半日稼働で200万超

※画像はロレックス公式HP

【ゆる度】★★★

＜取材・文／週刊SPA！編集部　イラスト／松尾 達＞

【斉藤由貴生】
腕時計投資家。中学3年の時に自身で稼いだカネで腕時計投資を考案。日本人初の腕時計投資家に。著書に『腕時計投資のすすめ』（イカロス出版刊）