バンカーから30ヤード離れたピンに寄せるスイングのポイントは?/三觜喜一
入射角を緩やかにして、打つ砂の量を抑える
スイングのポイントは、砂を薄く取ること。バンカーショットでは砂を取る量で飛距離をコントロールします。ここは飛ばしたいケースなので、ヘッドの入射角を緩やかにして取る砂の量を抑えます。
それにはバックスイング「1」に対し、フォロー「3」のイメージでフォローを大きく取ること。小さめのテークバックからフィニッシュまで振り切ってください。低いトップでクラブをインサイドから下ろし、フォローを大きく取ると、ややアッパーブローのスイング軌道になり砂を薄く取ることができるんです。
つまり、バンカーショットは緩やかな入射角で打てば飛び、鋭角に打てば飛ばない。ヘッドスピードの変化ではなく“砂の取り方”で距離を打ち分けるわけです。飛ばしたいときはボールの近くに立ち「1:3」のスイングをすると覚えましょう!
【Lesson63 結論】
ピンが遠い状況では、ボールの近くに立ち砂を薄く取る
<構成/舟山俊之>
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