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バンカーから30ヤード離れたピンに寄せるスイングのポイントは?/三觜喜一

暮らし

入射角を緩やかにして、打つ砂の量を抑える

誰も知らなかったゴルフの真実

 スイングのポイントは、砂を薄く取ること。バンカーショットでは砂を取る量で飛距離をコントロールします。ここは飛ばしたいケースなので、ヘッドの入射角を緩やかにして取る砂の量を抑えます。

 それにはバックスイング「1」に対し、フォロー「3」のイメージでフォローを大きく取ること。小さめのテークバックからフィニッシュまで振り切ってください。低いトップでクラブをインサイドから下ろし、フォローを大きく取ると、ややアッパーブローのスイング軌道になり砂を薄く取ることができるんです。

 つまり、バンカーショットは緩やかな入射角で打てば飛び、鋭角に打てば飛ばない。ヘッドスピードの変化ではなく“砂の取り方”で距離を打ち分けるわけです。飛ばしたいときはボールの近くに立ち「1:3」のスイングをすると覚えましょう!

【Lesson63 結論】
ピンが遠い状況では、ボールの近くに立ち砂を薄く取る

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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