年収500万、大卒、35歳…ほぼ同じスペックの男性、婚活で明暗分かれたワケ
2つの改善を行いながらコツコツと申込み
すぐにお見合いは成立しなかったかずやさんですが、2つの改善を行いながらコツコツとお申込みを続けました。1つ目の改善は、大きなこだわりはない部分に関しては視野を広げようとお相手への希望条件を見直しました。2つ目は、人柄が伝わる内容をプロフィールに盛り込み、プロフィール写真もより誠実さが伝わるものに変えました。努力が実り、最初のお見合いが成立します。
「貴重な時間を使って会ってくれるのだから相手に感謝です。失礼のないようにプロフィールをしっかり読み込んでいきます」
かずやさんはお相手への敬意と感謝も忘れませんでした。最初のお見合いは、残念ながらお相手からお断りになってしまいました。そこで「とても穏やかで優しそうな方と感じました。ですが、私はリードしてくれる男性が好みなので」という相手の声をかずやさんにお伝えすると――。
「確かに自分はリードしていくというタイプではないので仕方ないですね。いろいろな考えの方がいらっしゃると思うので、自分は“僕と向き合ってみてもいいよ”と思ってくれる方とのご縁を大切にできるように活動を進めてみます。貴重な時間をいただいてありがとうございました」と、かずやさんから返信がきました。
活動開始から8か月。2人の状況は?
その後、かずやさんはお見合いの末、3名の女性と「仮交際」し、パートナーとなるもえさんと入会から8か月目でご成婚。半年後の結婚式に向けて準備を楽しんでいらっしゃいます。一方、つよしさんはなかなか仮交際には繋がらず、お断りされるたびにお相手の考え方や判断をとがめる言葉がつらつらと。
活動が上手くいかなかったり、断られ続けてしまうと、心はどんどん疲れていってしまいます。そんなお気持ちは良くわかりますが、現時点で変えられるのは、お相手ではなくて、ご自身の行動です。現在、つよしさんは自分のできることから少しずつ活動の見直しを行っています。
現実を受け入れ、自分が出来ることへ全力で向き合うことは、苦しいこともあります。やっと“ご縁を掴むためにはこれを積み重ねていくことが大切”ということです。