バンカーショットで距離を出すには?「入射角の違い」がポイント/三觜喜一
砂を厚く取って、飛距離を抑える
スイングで大事なのは、バックスイング「3」に対してフォローが「1」くらいの割合で打つこと。こうすることでヘッドの軌道がダウンブローになり、砂が厚く取れてボールが飛びすぎない。フェースが開いていることも相まって、振っても高く上がるだけです。
いわば、バンカーからの距離の打ち分けは「入射角の違い」を出すことです。入射角が緩やかならば飛ぶし、鋭角ならば飛ばない。上から思い切りドーンと打つと、普通はヘッドの落下スピードを使えるのでボールを飛ばせますが、バンカーでは砂が多く取れて飛ばなくなる。また、飛ばしたくないときほどフェースを開きつつボールから離れることが大切です。
ピンが近い状況では、ボールから離れて砂を厚く取る。まずはこの原理を覚えておきましょう!
【Lesson62 結論】
ピンが近い状況では、ボールから離れて立って砂を厚く取る
<構成/舟山俊之>
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