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ミスしても「SNSの活用に変えよう」人気クリエイターに聞く“モノ選び”のコツ

ビジネス

モノ選びは機能かロマンで決める

高澤けーすけ

――モノを購入するときは、フィーリングか機能どちらを大切にしていますか?

けーすけ:機能を重視するものとロマンを重視するものによって分かれています。ロマンで選んでいるのは車やカメラで。たとえば「ライカ」(ドイツの老舗メーカー)は、僕が持っているものの中ではかなり高級な部類に入るのですが、機能というよりはロマンを重視していますね。

 それに対して、僕が仕事で使うものは、機能性を求めています。ただ、その機能にロマンを感じるから買っているところもあり、機能だけでは判断できないです。

ネットのレビューの信用性は?

――本のなかにもありましたが、iPhoneが発売されたら旧型をヤフオクやメルカリに出品して、年に1度のサイクルにするとありました。

けーすけ:iPhoneは中古品でも需要があるので、丁寧に使えばヤフオクやメルカリで高額で売れます。なので、新しいバージョンが出たら今使っているものを売ってまた購入するサイクルを作れば、モノにもよりますが中古品なら1万円程度、新品でもプラス3万~4万円で買い替えられると思います。

――ネットでモノを購入するときにレビューを見る人も多いと思うんですが、たくさんありすぎて結局何がいいのかわからなくなってしまいませんか?

けーすけ:まずネットで購入する場合は、インフルエンサーさんのなかで自分の趣味が合う人をスクリーニングするのが大事かなと思っています。結局自分に合っている人の意見が一番フィットするので、買おうかなと思えるのではないでしょうか。ネットならそのような買い方が最短だと思っています。

 ただ、あまりインフルエンサーさんを見ないのなら、僕はやっぱり触りに行ったほうが早いかなと思います。実際にモノを触ったときの感動や重さとかフィット感も違います。iPhoneひとつにしても、自分が思ったよりも重いと感じることもあり、それだけでも使わなくなってしまうこともあるかもしれません。モノの見た目と触ったときの感覚のギャップを埋めるために、触ることは大事かなと思います。

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