“八代亜紀のアバター”が歌う「異色ライブ」の仕掛人に聞く、メタバースの稼ぎ方
メタバース元年といわれる2022年。さっそくメタバースで生活を一変させた人たちがいるという。ただの楽しみに留まらず、生活の糧を得る仕事人が生まれてきているそうだ。新しい世界で一攫千金も夢じゃない!?
今回はクリエイターでなくてもなれる「メタバースプロデューサー」という職種に注目していく。世界のプロデュースと教育でメタ商機を掴もう。
メタバースプロデューサーという名の職業
「メタバースの仕事といえば、クリエイターをイメージする人が多いのですが、『この人がいなければ始まらない』という職種が別にあるんです」
そう話すのは、会社経営をしながらメタバースの普及活動に取り組んでいる北村勝利氏だ。その肩書はメタバースプロデューサーと講師。
「メタバースは人の交流を生むための空間ですが、その空間をつくるにはお金が必要。だから、最初に動かなければならないのはプロデューサー。コンセプトを決めてスポンサーを集め、発注をする。街づくりと同じことをやる」
八代亜紀がアバターになり初ライブ
北村氏がプロデュースしたのは、昭和をテーマにした招待制メタバース「宝島」。演歌歌手の八代亜紀さんがアバターになり、初ライブをしたことで話題を集めた。ただし、収益は、スポンサー獲得やチケット販売などの経験が問われるため、メタバース初心者にはハードルが高い。
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