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株価10倍も狙える!円安こそ買いたい「米国長期保有株」10銘柄

コラム

株価10倍が予想される有望株も

円安時代の米国株入門

 同様に岡元氏が時価総額トップ5の安定銘柄の中から特に注目するのが、アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)、テスラ(TSLA)

「アップルは将来的にスマホに取って代わるであろうAR・VRデバイスを来年発売予定です。開発中のアップルカーでスマホの7倍の市場規模がある自動車への参入も狙っており、株価はもっと上がってもおかしくない。

 アマゾンはアマゾンプライムで稼いだキャッシュで小売りのロジスティクスを強化しています。来年にもドローン配送を実用化するとみられ、利益率はさらに向上するはず。テスラは年内にもレベル5の自動運転が可能な車をリリース予定で、他社の数年先をいく圧倒的な技術力で業界を席巻する」(岡元氏)

米国政府が注目している銘柄も

 さらに、鈴木氏がハイリスクながらも熱視線を送るのが、マターポート(MTTR)、ASTスペースモバイル(ASTS)、スカイウォーター・テクノロジー(SKYT)

「マターポートは建造物のデジタル3Dモデルを作成するソフトウェアの開発を行っており、空間データ市場という新分野のリーダーに成長する可能性が。ASTは楽天が出資している宇宙モバイル通信サービスで、同分野はイーロン・マスク氏が率いるスペースXも参入するなど盛り上がりを見せています。スカイウォーターは米国資本100%の半導体メーカー。世界的な半導体不足の中で米国政府も注目しています」

 一方、岡元氏が今後の有望株と見ているのは、ボーイング(BA)、ジュミア・テクノロジーズ(JMIA)

「ボーイングは737型機の2度の事故、コロナ禍の打撃を受けて株価は下落しましたが、すでに悪い要因は出尽くしています。2040年までに新たに4万機以上の需要が予想されており、復配すれば配当金狙いのファンドも再び株を買い始める。ジュミアはアフリカ11か国で自前の配送網を持つEC企業。“アフリカのアマゾン”として注目されており、運輸大手UPSも提携しています。長期保有すれば株価が10倍以上に跳ね上がる可能性もあります

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