マック、モス、ロッテリアの「フライドチキン」を実食。“からあげのプロ”の感想は
ハンバーガーショップでハンバーガーを食べるとき、もうひと品ほしいな……と思ったら、まずはフライドポテトをオーダーするでしょう。しかし忘れてはいけないのがフライドチキン。どのハンバーガーチェーンもフライドチキンには力を入れており、バンズではさんだチキンバーガーも人気です。
今回は年間の唐揚げ喫食量は300食を超える“からあげライター”である筆者が、マクドナルド、モスバーガー、ロッテリアのフライドチキンをレポートしましょう。
シャカチキ:ガーリック風味がクセになる肉厚チキン
1971年に東京・銀座に第1号店がオープンして以来50年以上の間、多くの日本人に愛され続けている「マクドナルド」。ハンバーガーショップといえば、すぐにこの店名を思い浮かべる人も多いでしょう。世界中に店舗を展開しており、日本はアメリカ、中国に次いで3番目に店舗数の多い国といわれています。こちらでいただいたのは「シャカチキ」(1個・150円)。アイスコーヒーと一緒に実食です。
袋入りで提供されるシャカチキ。開封してみると、やや大きめサイズのチキンが登場です。食べごたえもありそうなサイズ感。サイドメニューにしておくにはもったいないと思えてしまうほどの大きさです。衣はやわらかめで、歯を立てるとチキンがポロリと崩れ、歯の上で「サクッ」という咀嚼音を奏でます。この音がフライドチキン感を高めてくれます。
1個じゃ物足りない!
肉の旨みがやや強めの印象です。衣にはほんのりとしたガーリックの味わいがあり、これがややスパイシーな風味を演出しています。食欲をそそる味わいで、ちょっと大人のアクセントといったところでしょうか。
けっこう肉厚で、衣とのバランスも絶妙。噛むほどに肉と衣がうまくシャッフルされていきます。これはバンズにはさんで食べてみたい衝動にかられます。マクドナルドでは「チキンフィレオ」も販売していますが、それが人気なのもわかりますね。
肉の旨みとガーリック風味が、飲み込んだ後に口いっぱいにじんわりと広がります。しかもそれが舌の上にしばらく残っているので、あとを引きます。思わず「もう1個……」と言ってしまいそうなクセになる美味しさ。
いただいたのはチキンのみのプレーンですが、レッドペッパーとチェダーチーズも同じ価格で提供されています。そのときの気分で好きな味が選べるのもいいですね。ドリンクメニューも豊富なので、いろんな組み合わせを楽しめそうです。