1万円で買った「偽物ブランドバッグ」。買取専門店に持ち込んでみた結果
偽「日本製」商品を売りまくった女の正体
偽ブランド品は常に中国発日本行きというわけではない。中国人をターゲットに日本ブランドの偽物を大量に販売して暴利を得た人物がいる。
「日本在住の利点を生かし、特別ルートで買い付けた日本製品を格安にお届けします」
動画でこう謳っていたのは、中国のEC・SNSアプリ「小紅書」で300万人以上のフォロワーを擁する、30代の在日中国人女性だ。同アプリで連日のようにライブ配信即売会を実施し、わずか数分間の配信でイッセイミヤケの有名バッグ「バオバオ」を8000点売り上げたこともある。
被害者は1万人以上…告訴する動きも
「ところが、5月に詐欺疑惑が持ち上がったのです。中国のネット上で『購入した商品がコピー品だった』との報告が相次ぎ、その後、商品は中国の工場で製造された偽物だったことが発覚した。
被害者は1万人以上いると言われ、被害者の会が結成され、彼女を告訴する動きが盛り上がっています」(中国紙記者)
当人は現在、行方をくらましているという。