「新iPad」は未来の学生にとっての必需品になるかもしれない
アプリ関連もアップグレード
アプリ系は細かいので箇条書きにまとめました。
・学生は、通常5GBのiCloudが200GBまで無料に
・「iWork」がApple Pencilに対応
・「Classroom」の派生アプリ「Schoolwork」が登場。あわせてClassKit APIも発表
・「AppleCare+ for iPad / iPad mini」の価格が9400円から8400円に値下げ(嬉しい!)
アクセサリーも更新
イベント終了後に、Apple Storeに並ぶアクセサリーも更新されました。こちらもすべて書くと膨大なので箇条書きで。
・スペースグレイカラーのMagic Mouse 2、Magic Keyboard、Magic Trackpad 2が登場。通常のシルバーよりは高価
・iPhoneケース、iPadケース、Apple Watchバンドに新色が追加
「とりあえずiPadがほしい」という人には最適
今回のイベントの感想は、ズバリコレです。
Wi-Fiモデルの32GBなら3万7800円でiPadが手に入る。
なんてありがたい! Apple Pencilを付けても5万円ですから、とりあえずレベルでタブレットがほしいという人には充分リーチできる価格でしょう。サイズ感も程よい。
一方、教育向けイベントとしてみると、学生のうちからタブレットを使うということの意義が少し見えてきた気がします。全てがペーパーレスになるとか、アプリだけで教師と生徒の疎通が完結するとか、そういうのはもう少し先かもしれませんが、これもロールモデル次第かもしれません。コストの面でも、今回のiPadは頑張ってます。
例えば、名古屋文理大学の情報メディア学部情報メディア学科は、2011年から新入生全員にiPadを無償配布しています。今年はさらにApple Pencilも配布するそうで、タブレットを紙の代わりにするという向きも強まっています。これからの時代、ITの類いに慣れておくにこしたことはありません。
ハイエンド路線のiPad Proと、とりあえずで試せる廉価版iPad。上手い棲み分けができた感じはありますね。タブレットデビューにもいかがですか?
<TEXT/ヤマダユウス型>