「新iPad」は未来の学生にとっての必需品になるかもしれない
3月28日午前0時、Appleによる新製品発表会イベント「Let’s take a field trip.」がシカゴにて開催されました。ライブストリーミングはありませんでしたが、Keynoteが公開されています。
今回の発表のテーマは「教育」。発表内容もそれに準ずるものでしたが、じゃあ教育に関係が無い人には影響がないかというともちろんそんなことはなく、新しいiPadなども発売されましたよ。発表内容をチェックしていくとしましょう。
新しい廉価版iPad、Apple Pencilにも対応
一番の注目はやっぱりこれ。3万7800円から手に入るApple Pencil対応のiPadです。サイズは9.7インチで、カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。価格は以下の通り。
Wi-Fiモデル
32GB…3万7800円
128GB…4万8800円
LTEモデル
32GB…5万2800円
128GB…6万3800円
さらに学生や教職に準ずる人は、1割ほど安く購入することができます。すでに発売されており、Apple Storeや各種国内キャリアにて購入可能です。
スペックはほぼ従来のiPadと同じで、プロセッサーがA9からA10 Fusionにグレードアップ。iPad Proと違ってメモリは2GBに留まっています。インプレッションレビューによると、ガッツリ絵を描く人でなければApple Pencilの使い心地も問題ないようです。まさに最高のiPadデビュー機ですね。
新たなスタイラス「Crayon(クレヨン)」登場
マウスやキーボードでおなじみのLogitechから、iPad向けのスタイラスが登場しました。価格は49ドルとApple Pencilの約半分です。
転がりにくい平たいボディであることや、子供が持ちやすいかたちであることなど、教育に紐づいたデバイスであるのも特徴。筆圧検知はありませんが、傾き検知に対応しています。バッテリーは8時間。
気になるiPad Proとの互換は、今のところ非対応。今回の2018 iPad専用のスタイラスということですね。筆圧検知もないので、イラスト用途というよりは、板書やメモ用ということでしょう。