2度炎上した「サイゼリヤ貧しい論争」当事者を直撃。「毎日のように脅迫が」
脅迫、クレーム、レビュー荒らし…嫌がらせが
――具体的に、どんな誹謗中傷を受けましたか?
あっつん:暴言や、人格を否定するようなメンションは、今でもほぼ毎日のように飛んできます。他には「店に来て暴れてやる」といった脅迫や、来店されたお客様への悪口、お店や近隣の小学校、公共施設への爆破予告、放火予告もありました。
また、保健所や観光協会にまでデタラメなクレームを入れられ、グルメサイトや、Googleのレビュー荒らしも大量に受けています。私の家族に危害を加えることを匂わせる投稿もあり、恐怖を感じました。
休業を余儀なくされたことも
――お店への実害はありましたか?
あっつん:まずは、近隣の方々に多大なるご心配をおかけしてしまっていることが、何よりの実害だと思っています。直接的な被害で言えば、「温泉むすめ」のパネルを保管していた立ち入り禁止のバックヤードに侵入をされたり、いたずら電話などもありました。
バックヤードの侵入について注意喚起を出したときは「オタクを叩きたいがためのでっち上げ」などと言われ、さらに炎上する原因となってしまいましたね。あとは、保健所への虚偽通報により臨検が入って業務が止まったり、放火予告や「店に来て暴れてやる」と言われたときには、1週間程度お店を休業せざるを得なくなりました。
――誹謗中傷を受けて、日常はどのように変化しましたか?
あっつん:もともとは何を言われてもそこまで気にしない性格なのですが、家族への加害などをほのめかされたりもしているので……。仕事中も気がかりですし、常に精神的負荷がかかった状態で生活しています。