今日ももぐらは遅刻!空気階段が語る、原点は「ドキュメンタリー」
土下座は一番威圧的な謝り方
鈴木もぐら(以下、鈴木):(1時間遅れで到着、流れるように土下座して)遅くなって、本当にすみませんでした!
──大丈夫ですよ、頭を上げてください! すごい、見事な土下座ですね。
水川:……そうなんです。でも、これって一番威圧的な謝り方じゃないですか? 土下座されたら周りはみんな「いやいやいや大丈夫ですよ」って言うしかないじゃないですか。
──確かにそうですね。
水川:あと、絶対場が沸くんですよ。「いやいや、そんないきなり土下座ってー!」みたいになって、うやむやになる。もぐらはそれをわかってて、パフォーマンスとしてやってるんですよ。
鈴木:そんなことないですよ! 本当に申し訳ないと思っています。すみません、(用意されたおにぎりを手に)いただきます。
水川:……。
SPA!のあがいてる感じに共感していた
気まずい雰囲気のなかで、鈴木が差し入れのおにぎりを食べ始める。この男の遅刻や無神経な言動により、収録中にもかかわらず、水川が本気で怒り出す「マジ喧嘩」はラジオではお馴染みの光景だが、この日の取材も例外ではなかった!
──もぐらさんには何度も『SPA!』にご登場いただいて。
鈴木:そうですよね。貧困とか健康の企画でお世話になりました。もともと『SPA!』はバイト先の風俗の無料案内所に置いてあって、よく読んでました。なんとか現状から脱出して「カネ稼いでやる!」みたいな、あがいてる感じに共感してました。『SPA!』はグラビアのページも文芸ページもちゃんとある、素晴らしい情報誌だと思います。
──誌面によく登場する“飲む・打つ・買う”はもぐらさんの得意分野ですが、かたまりさんにご登場いただくならどういう特集になりそうでしょうか?
水川:……。
鈴木:……健康じゃないですかね、彼は薄毛治療を受けているので。『SPA!』読者の方も興味があると思いますし。
──……もうちょっと、お二人の会話があるといいなと。
水川:あ、すみません。僕はさっきお答えしたのでもういいかと。
鈴木:(か細い可愛い声で)遅刻してすいませんでした~。
水川:……。