家賃50万円超のタワーマンションに住む人とは?その職業と裏事情
マンションブロガーの、のらえもんです。
不動産ポータルサイトを検索して、きらびやかな街の広めなお部屋を検索すると家賃50万円とか80万円とか出てきてビックリしませんか? そんな物件借りる人って世の中どれだけいるのだろう、と。
実は結構いるのです。家賃50万円から見えてくる世界。今回はそんなお話です。
高級賃貸マンションを借りる人って?
「そんなに払えるなら、もう買っちゃったほうがいいじゃん!」そう思いませんか?
確かに、毎月50万円の原資があれば、住宅ローンを1%で借りたら25年間累計で1億5000万円を超える金額となります。
それでもなぜ、彼らは買うという選択肢を取らず、借りるのでしょうか?
実は、「買おうと最初から思ってない」「買いたくても買えない」「収入の行き先がどうなるかわからない」という人がいっぱいいます。
そして、家賃が高くなればなるほど外国人比率が高まります。月額50万円のゾーンまでいくと、外国人が4割、日本人が6割くらいとなりますでしょうか。
外国人の大半の職業としては、外資系企業の駐在員がまず挙がります。この方々は、1~3年の赴任期間で日本を出てしまいますから、そもそも日本の物件を買おうという人はあまりいません。
高級賃貸マンションを借りる人の職業は……
職業として典型的な事例は年収数千万円~という外資系証券会社勤務。例えばGールドマン、モルガンSタンレー、Bラックストーン、Bークレイズといった有名どころです。
こういう方々はすべてが法人契約で、賃料は会社持ちになります。立地がよく、ご子息がインターナショナルスクールなどに通いやすい港区の広尾界隈などの低層マンション系を探す方が多いです。
日本人でも法人契約ができる大手勤務社員の方がいらっしゃいますが、こちらもほぼ外資系。日系企業の会社員で月50万円~という家賃を法人契約してくれる会社はほとんど存在しません。