一般的な投資のリターンは年に何%?年代別に理想的な資産形成のあり方
早いうちに挑戦して、失敗して、経験していく
歳を重ねると、人によっては新しい家族ができて、子供が生まれて、また会社ではポジションが少しずつ上がっていきますので、ことさらに忙しくなると思います。私は今37歳で著書を執筆していますが、かなり体力の衰えを感じています。おそらく10年後はさらに衰えを感じていると思います。
何が言いたいかというと、年を取ってからは体力も気力も徐々に減少していく傾向があるので、やりたいことにはとにかく早くチャレンジして、挑戦して、失敗して、経験していくのがよいと思います。
今にして思うと、海外MBAは高額な負担だったなとか、英語塾にはお金を掛けたなとか、あの時は上司に生意気言ってマズイことをしたなとか色々ありますけれども、やっぱり一歩を踏み出すことが大事で、それによって人生は変わっていくと思います。
「若いうちは自己投資こそが最大の投資である」
そういう意味でいま、世の中では資産形成ブームと言いますか、資産形成をやらないとダメだといった雰囲気が形成されていてそれはそれでよいと思うのですが、まずは特に新人の頃は地に足をつけて、自分が成長するために目の前の仕事に取り組むとか、積極的にチャンスをつかみに行くとか、そういったことをやっていけばよいと思います。
これは稀代の投資家、ウォーレン・バフェット氏もよく言うことで、若いうちは自己投資こそが最大の投資であると述べています。若いうちは体力も、気力もありますし、しいて言えばお金はないかもしれませんが、自己投資には奮発してください。
30歳~50歳では、なるべく資産形成を始めたほうがよいと思います。ある程度、自分の進むべき道も決まってくる頃だと思いますし、家族や親族のことで何かと金銭的な負担も増えてくると思うので、その足しにしていくという考え方がよいです。