結婚話が出て発覚!「内緒で水商売を…」彼女の“ウラの顔”に号泣
結婚話が出ると、過去のすべてをカミングアウトしたいと考える人も多いようです。告白することですべてが壊れてしまうこともあるかもしれませんが、いつ隠し事がバレるのか冷や冷やして過ごすよりは、事前に伝えておいたほうがいいのかもしれません。
格式ある家に生まれ、父と兄は警察官、母は学校の教師という公務員一家の千堂純一さん(仮名・28歳)。実家のことを話すと、付き合っている相手が引いてしまうこともあり、結婚の話をするまでは黙っていようと決めたそうです。
格式ある家に生まれたがゆえの悩み
「家族に警察官がいると、『ちょっとお酒を飲んでハメを外しただけでも怒られそう…』などと言われ、母が教師だと言うと『子供の教育にも厳しそう』などと言われて引かれてしまうことが多かったです。実際には、全然そんなことありません」
実際には違っていても「違う」と否定すればするほどぎこちなくなり、それが原因で過去に3回も別れた経験があったのです。そのため不安に思いながらも隠して結婚するわけにもいかないため、しぶしぶ、今の彼女である詩乃さん(仮名・25歳)に家族の職業について話しました。
「詩乃とは25歳のときに友人の紹介で知り合い、友達2年、交際期間1年と長い期間をかけて結婚話も出るようになったので、受け入れてももらえるのではないかと淡い期待をしていたのです。話し終えたときは普通でした」
なぜ別れを決意したのか?彼女の告白
話をしているときやそのあとも変わった様子はなかったのですが、千堂さんが自宅に帰宅した直後、「純ちゃんとは結婚できません。ごめんなさい」とLINEが届いたのです。そしてそのまま、電話をしても出ない、LINEにも返信がないという状態が続きました。
「最初の2~3日は『またか』という気持ちだったのですが、いままでの詩乃を振り返っていると急に心配になったのです。なぜかとても胸騒ぎがして詩乃が1人で暮らすマンションで待ち伏せし、なんとか話をすることができました」
そして、「家族の話を聞いて僕と結婚できないと思ったなら仕方ない。でも、急に理由も言わず連絡が取れなくなるなんて、詩乃らしくないと思って……」と、正直な気持ちを伝えたのです。すると詩乃さんは、唇を噛み、ジッと千堂さんを見つめたそうです。
「詩乃は涙をぬぐいながら、『ごめん……とりあえず上がって』と、僕を部屋に入れてくれたのです。僕のことが嫌になったのなら部屋には入れないと思ったので、この時点で『何か事情があるのだろう。何かすごい話をされるかも?』と多少は覚悟を決めました」