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結婚式直前に「会社が倒産した」新郎。やむを得ずご祝儀を多く包むも…

コラム

失業中の結婚式は気を遣うから大変

結婚式

 そもそもの話、彼らもまさか結婚式数日後にあっさり仕事が決まるとは想定していなかったのでしょう。

「会社倒産から再就職まで1か月弱の期間が空きましたが、結果的に見ればただの転職と大差ありません。それも今だから言えることであって、当時は従兄も必死だったはず。叔父さんに聞いたら式までの間、夜も転職サイトで求人情報のチェック、履歴書やエントリーシートの記入でほとんど寝ていなかったと聞いています

 仕事が決まったのはよかったけど、自分たちが多めに渡したご祝儀のせいで余計な仕事を増やしてしまい、ありがた迷惑だったのかなと少し反省しています」

 新郎が失業中と知れば、今回のケースのようにご祝儀を多めに包む方もいるでしょう。受け取った側も善意と知りつつも素直に喜ぶわけにもいかないため、双方にとって思った以上に対応が難しそうですね。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

-[特集・実録!私の結婚トラブル]-

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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