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超能力者の予言で大儲け「サイキック投資」。ウォール街やAppleも頼る“的中率”

コラム

ウォール街や大企業もサイキックを推奨!

マネ得

トダセルク氏

 サイキック投資発祥の地でである米国では、ディズニーやWeWork、Appleなど大手企業が超能力者を頼るケースも少なくない

「今ではウォール街の由緒正しい『ニューヨーク証券アナリスト協会』にもサイキック投資家が招かれて講義をするほど、市民権を得ている。背景には、マイクロソフトの元コンサルタントでクリフ・ハイという人物の功績があります」(トダ氏、以下同)

 クリフ・ハイは「WEBBOT」という、SNSユーザーが書き込んだ内容を基に将来の出来事や市場の値動きを予測する未来予測プログラムを発明し、Apple株や2017年のビットコイン高騰を予言して一躍注目を浴びた。

 また、科学の分野でも超能力や未来予測が注目されている。人の意識が物質に影響することを科学的に証明する実験が全世界的に発展し、日本では明治大学で研究が進んでいる。さらに、大手電気機器メーカー・オムロンの創業者が残した2050年までの未来予測「SINIC理論」がテック界で話題になった。

「これが異様に精度が高く、今後は人間の意識と技術が融合した超心理技術の時代が到来するとある。まさにサイキック投資の出番です」

本当に信頼できるのは100人中10人ほど

 投資手法はつまるところ、超能力者の発言と情勢を照合して分析するに尽きるが、「複数の超能力者が同じ銘柄について言及したときはチャンス。名前、ロゴマークなど断片的な情報が出てくるわけですが、それが同じ銘柄を指していることがある。そういうときは、上がる確率が高いとみて多めに買っています」という。

 また、ほかのサイキックによるダブルチェックを採用した上で、企業の業績や財務状況などを調べるファンダメンタルズ分析も行う人もいるとか。だが当然、偽物も交じっており「本当に信頼できるのは100人中10人ほど」。

「中でも危険なのは、『上がるから買うべし』などとポジティブな予測しかしない人です。また、超能力は正確な時期を当てるのは難しいため、忍耐強く持ち続ける根気も必要。ただ、それでも僕は、これから円安が進むであろう日本の株を買うリスクよりはサイキック投資を選びますね」

 予測不能な相場こそ、四季報よりも彼らの能力が活用できるかもしれない!?

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