深夜にドアを叩く音…「家賃4万円の激安物件」に住んで大後悔したワケ
引っ越しするなら、なるべく好条件で家賃の安い物件がいいですよね。しかし、極端に安い家賃に飛びつく前に、一度足を止めて考えたほうがいいかもしれません……。今回、そう思わずにはいられないエピソードを話してくれたのは、都内在住の入江真介さん(32歳・仮名)です。
新しい家は家賃4万円
入江さんは引っ越しを考えていた頃、偶然知り合いのシェアハウスの一室が空くとの情報を入手します。
「当時住んでいた家は家賃10万円とやや高めだったんですよ。なので2年契約の満期が終わったら、もう少し安い家に引っ越そうと考えていました。
ちょうどいいタイミングで友人の住んでるシェアハウスが一室空き、新しい住人を募集しているとの知らせが入りました。そこには何度か遊びに行ったことがあり、とても住みやすそうだと思っていました」
改めて友人の家に行き、部屋や共同スペースを確認してみると……。
「少し古い物件ではあるものの、申し分のないほどの設備が整っていました。都心のアクセスしやすいところに位置していたため、好条件だったと思います。残すところは家賃の問題だったのですが、なんと月に4万円とのことで。仲介業者をはさむ必要もないとのことだったので、その場で友人と口約束をしたただけで、引っ越すことを決めました」
引っ越し後に不可解な現象が…
引っ越しもつつがなく完了し、これで新生活がスタートできると思いきや、入江さんに思いもよらぬ恐怖が襲いかかります。
「引っ越ししてから2週間後のことでした。寝ようとベッドに横になっていたとき、コンコンと部屋のドアを叩く音が聞こえたんです。深夜1時になんの用事だろうとドアを開けると、そこには誰もいませんでした。聞き間違えかと思ってたのですが、その後もう一度コンコンと音がして。不気味な感じはしましたね」
音の正体は住人なのか、それとも……。翌日、同居人に尋ねます。