しつこいキャッチ、ナンパにうんざり…上京1か月後の女性の嘆き「都会に疲れた」
春は進学や就職で上京する人が多い季節。それまで暮らしていた田舎とは違い、人も多い東京に住むことでカルチャーショックを受けることもあるのではないでしょうか?
今回、話を聞いた新社会人となって岩手県から上京して約1か月の伊藤静香さん(仮名・22歳)。東京で暮らし始めて、まず人の多さに驚いたそうです。
すでに都会の暮らしに疲れ始めている
「私は岩手でも田舎のほうに住んでいたので、夜になると人が町からいなくなり、コンビニしかないような場所で暮らしていました。大学も地元だったので、都会への憧れがすごくあったんです。いろいろなお店があって、『おしゃれな街で生活できるんだ!』と喜んでいました。でも……」
実際に引っ越してみると、家の近所は大きな道路があって騒々しいし、通勤の電車はすごい人混み。インスタで見つけたおしゃれなカフェに行っても行列ばかり……。本当にコロナ禍なのかって疑うくらいに街に人があふれていて、すでに都会の暮らしに疲れ始めているとのこと。
とりわけ伊藤さんの職場は新宿にあるので、とにかく移動するのに道が人であふれているとか。
キャッチやスカウトにうんざり
「歌舞伎町を通ることもあるのですが、居酒屋のキャッチや、夜のお店のスカウトも昼間からいて驚いています。ニュースではこういったキャッチやスカウトは摘発されていなくなったと聞いていたのですが、実際はまだ全然いるんです。
キャッチってみんなしつこいじゃないですか。会社の同僚は『無視して相手にしなければ良いんだよ』って言うんですけど、性格的にどうしても『ごめんなさい』って謝ってしまうんです。いちいち対応するのに疲れてしまいました…」
そんな中でも1番ひどかったのは、やはり夜の店へ勧誘するスカウトたちだったそうです。
「よくニュースなどで警察に摘発されているところを見るのですが、いまでも毎日のようにキャバクラや風俗店へのスカウトを受けています。ひどい時には、同僚と2人で会社の近くのお店へランチに出かけた帰り道に『風俗店で働かない?』とスカウトされたときです」