34歳男性が婚活中に陥った“こじらせ思考”と、結婚相談所に入会して見つけたもの
お見合いの結果、年上女性に好印象を…
「カナさんは、積極的に話題を振ってくれますし、行動してくれるので魅力的です。大本命です!!」と前向きなタカシさん。
しかしその後緊急事態宣言が発令され、2人は1か月ほど会うことができませんでした。そんな矢先、カナさんからタカシさんへ突然、“交際終了”の連絡が……。理由は、カナさんの活動事情によるものでした。カナさんは積極的に行動できる女性なので、おそらく他に良い出会いがあったのでしょう。
良い感じに進んでいると思っていた交際が急に終わる……のは、婚活ではよくあることなのですが、それでも心理的ダメージは大きいと思います。タカシさんはひどく落ち込んでいる様子でした。
婚活は、成婚が決まるまではお互いに同時進行で相手を探せる状態です。“常にライバルがいる”ことを意識し、同時に複数名と仮交際(お知り合いとして関係をスタートさせること)を進めるなど、決して油断せず活動していくことが大切です。
徐々に相手を試す行動をとるように
その後、タカシさんに仮交際中の他2名の女性との状況を確認すると、どうやら連絡のやり取りが止まっているようでした。
「タカシさんからまた連絡を送ってみては?」と筆者から伝えるも「結局、女性は受け身な人ばかり。話題を振ってこない。誘ってこない。連絡してこない。結婚相談所に入っているのに、やる気ないですよね! 男性がリードして当たり前と思っているのでしょうか?」など相手への不満が出てくるばかり。
婚活が思い通りに進まない焦りから、タカシさんは頻繁に不満や不安を漏らすようになり、その後も出会う相手に対し、意図的に「話題を振らない」「話しを広げない」「自分から連絡しない」「誘わない」「わざと連絡を止めて相手の反応をうかがう」といった、相手を試すような行動を取るようになってしまいました。