ハングルの意味は「偉大な文字」。韓国語ビギナーが知っておきたい基本4つ
エンターテインメントやコスメなどの韓国文化を目にする機会が昨今、増えています。とりわけ韓国の映画や音楽などは、せっかくなら日本語翻訳ではなく、現地の言語・韓国語で楽しみたいですよね。そんな韓国語ビギナーの方に向けて、韓国の文字「ハングル」を覚えてもらうための本が『7日間で書ける! 読める! マネして覚えるハングル練習帳』(金孝珍・監修)です。
本書に掲載した書き順やお手本にそって文字を書いていくと、きれいにハングルが書けるようになります。韓国語は、練習すればするほど上達していくものという同書から今回はハングルの成り立ちや歴史を学んでみましょう(以下、同書より抜粋)
Q:ハングルって何?
A:韓国語、朝鮮語を表すときに使う文字。名称が違うだけで、ルーツは同じひとつの言語!
韓国語は、朝鮮半島地域で使われている言語です。大韓民国(韓国)では「韓国語(ハングゴ)」、北朝鮮では「朝鮮語(チョソノ)」といいます。もとは同じ言語なので共通点も多いですが、発音や単語などに違いもあります。「ハングル」はその表記に使う文字です。「ハングル」は「偉大な文字」という意味も。
Q:ハングルの成り立ちは?
A:600年くらい前に王様がつくった文字。
ハングルは韓国語を書き表すときに用いられる文字で、朝鮮王朝第4代の国王・世宗(セジョン)が、学者らとともに研究して完成させたとても科学的な文字です。ハングルとは「偉大な文字」という意味です。1443年に創製され、46年に『訓民正音』として公布されました。ちなみに、ハングルができる前は、漢字が使われていたよ。でも難しくて広まらなかったとか。
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