賃貸vs持ち家、結局どっちがお得なのか?不動産ウラ業者が教える“神知識”
山下智久さんが主演を務める4月5日スタートのドラマ『正直不動産』(NHK総合)。ドラマ化に合わせて原作漫画『正直不動産』の公式副読本『不動産業者に負けない24の神知識』(小学館)が発売されています。
同書は不動産のプロ集団・全国宅地建物取引ツイッタラー協会(全宅ツイ)が消費者に役立つ不動産知識を伝授する内容となってます。そこで出版を記念して「bizSPA!フレッシュ」読者向けに「20代に捧げる不動産神知識」を全宅ツイメンバーに語ってもらいました。
話しているのは、かずお君(@kazuo57)、専業大家のどエンド君(@mikumo_hk)です。
永遠のテーマ・賃貸vs持ち家
かずお君:「20代に捧げる不動産神知識」ということで、永遠のテーマ「賃貸vs持ち家」について、今の20代がアパートに住み続けるのが賢いのか、それともお家を買ったほうがいいのかディベートしましょう。
どエンド君:それなら今すぐ、実家を出て木賃アパートで一人暮らしすべし! 3点ユニットバスのアパートに引っ越して、親や実家のありがたみを感じながら、ウォッシュレットのないトイレでうんちして、不便な生活を体験したほうがいい。ちなみに私は木賃アパートの大家です。
かずお:確かに木造アパート暮らしにエモさはある。でもウォシュレットなしだと、おしり切れるから嫌!
どエンド:お風呂とトイレが一緒の水回りでウォシュレット付けると感電しちゃうから……。大体、将来が不確かなのに家なんか買ったらそれこそ35年ローンの奴隷ですよ。
ローンは「35年の奴隷」なのか?
かずお:持ち家派の立場から言わせてもらうと、そもそも「35年の奴隷論」ってなんなんですかね。人は屋根のあるところに住む以上、持ち家でも賃貸でも必ず住コストがかかるんだが。
どエンド:賃貸はお家賃さえ払えば、後腐れなく好きな期間だけ暮らせるのがメリットですよ。お家なんか買ってローン残額の心配しながら、リスク取って仕事ができますか!? 35年先までずらーっとエクセルで計算できる人生でいいのか!
かずお:買った瞬間に、ローン返済なんてお家賃と同じ感覚になるから……。逆に、住宅ローンも背負ってないやつが責任ある仕事ができると思うなよ! サラリーマンは妻子と住宅ローンとカーローンを背負って強くなるのだ!
どエンド:まあ企業経営者は「住宅ローン背負ってる社員は簡単に転職しなさそう」的な視点を持ってるのかもしれない。
かずお:ドラゴンボールと一緒。重い甲羅を背負うことで強くなる。