仮想通貨1億円溶かした人気ブロガーが明かす「日本と海外のコロナ対策」
3回目のワクチン接種が始まり、海外からの入国規制が緩和された。周辺国も同様で、自由に海外旅行ができた頃にわずかに近づきつつある。
そんななか、コロナ禍が始まった当初の2020年から海外渡航を続けているのが、“みさちゃす”さん(@misachasu0209)だ。14歳で人気ブロガーとなり、仮想通貨で爆益を得た直後に1億円を溶かした。
その後「メンヘラの発作」を起こし、エベレストに行くなど、過激なエピソードにも事欠かない彼女。現在も世間の混乱を意に介さないかのごとく、優雅な海外生活の様子をSNSで発信中だ。そんな、みさちゃすさんに、コロナ禍で目の当たりにした日本と海外の違いについて話してもらった。
コロナ禍でエジプトに行った
――コロナ禍真っ只中の2020年12月からエジプトに行かれていますね。コロナ禍の絶頂における決断とは思えない身軽さですが、そのきっかけについておうかがいできますか。
みさちゃす:コロナ以前からもともと海外を行き来する生活をしていて、年間8か月くらい日本にいました。コロナ当初は海外に行けるのかもわからない謎な状態だったじゃないですか。それでコロナ当初は日本にいたのですが、PCR検査を受けて海外に行く人が結構周囲に多かったんです。
当時は発熱が数日続いても重症化までしないと検査をしてもらえず、高額だったので自発的に受けてる人はほとんどいませんでした。それで自分もPCR検査を受けて日本から出てみたという形です。エジプトには行ったことがないから、単純に興味があったという理由です。
ビフォーコロナのようだった現地
――現地での具体的な計画はありましたか?
みさちゃす:特になかったですね。まずノープランで12月23日に出国して、クリスマスはエジプト、その後、元旦ケニアでマサイ族と過ごしたら楽しいなと漠然と思ってエジプトから急遽ケニアなどにも行きました。
――エジプトに着いたときは、どんな状況でしたか?
みさちゃす:屋内でもマスクをしてる人が1割もおらず、ビフォーコロナのようで当時の日本とは全然雰囲気が違っていました。コロナにもいろんな立場や考え方があると思うのですが、「コロナはただの風邪」と思っているような印象を受けました。
エジプトでも当然重症化して亡くなっている方が約2万5000人(2022年3月時点)いますが、人口ピラミッド的に日本はお年寄りが多い一方で、エジプトは60代以上の人口が1%程度なんですよ。単純に、重症化しやすい人が少ないから日本よりも緩いのかもしれません。何より自分の精神状態がすごく良くなったのを覚えています。